大沢 公のお料理ワンポイント 賞味期限
調味料やパックの食品に表示されている賞味期限。1日過ぎたからもうダメって捨てていませんか?賞味期限は、美味しく食べられる期限のことで、必ずしもその日までに使い切らなければならないということではありません。そのあたりを書いてみます。
【賞味期限と賞味期間】
賞味期限と賞味期間は似て非なるもの。賞味期間は、未開封で表示通りの保管であれば美味しく食べられるという期間を示し、賞味期限はその限界日を示します。食品は『美味しい状態』『美味しさは若干損なわれるが、衛生的には問題のない状態』『腐敗状態』と変化します。賞味期限は、『美味しい状態』の期限を示すものです。
【賞味期限の本当の期限】
『賞味期限』が美味しさの表示であることは上記の通りです。では、腐敗しない限度はどのあたりでしょうか。それは、大体製造日から賞味期限日までの1.5倍とされています。すなわち、30日間なら45日間ということになります。ただ、これは表示通りの保存法を守った場合の話なので、実際には1.3倍くらいを目安にするのがいいでしょう。
【消費期限と品質保持期間】
少しややこしいですが、食品衛生法の改定によって、痛みやすい食品は『製造年月日表示』から『消費期限表示』と『品質保持期間表示』に変更されました。だいたい5日以内に消費しなければいけないアシの早い食品には『消費期限』が、数ヶ月保つ食品には『品質保持期間』が表示されています。『消費期限』や『品質保持期間』の表示されている食品は、その日付通りに消費しなければなりません。